24時間テレビが嫌い


 24時間テレビが嫌いです。なんであんなのが何年も続いているのか全く理解不能です。ただのエネルギィの無駄遣いでしょう。環境資源の面でも、労働資源の面でも。
 最もエネルギィを無駄遣いしていると思うのは、100kmマラソンというグダグダな素人芸を皆で見守るという謎の行為。なんでアレに感動するんでしょうか?自ら望んで(あるいはテレビ局にやらされて)勝手に苦行をして、達成したからって何だっていうんでしょうか?ギネス記録の達成者と同じように、単なる体を張ったギャグでしかないと思います。


 それに、障害者を引っ張り出してきてアレコレやらせるのも無意味だと思います。ハンディキャップの下で長距離泳いだり楽器演奏できたりしたところで、所詮「がんばったで賞」であり、テレビに出す程のことではありません。それはちょうど、小さい子供を「よくできたねぇ、えらいねぇ」と言って煽てると同じです。
 募金もそうですが、年に1度しかこういうことをやらないというのは、結局、僕たちにとって、社会経済的弱者や障害者に対する注目あるいは支援が、「イベント」でしかない、ということを示しているのではないでしょうか。