受験生のお前らに大学生の俺様がありがたいお言葉をくれてやる


 他のブログでアドバイス的なのを読んだので、僕も講義からの受け売りとか含めて便乗。受験生の読者は数少ないと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。萎えた人はドンマイ!




 この時期ともなると、突貫工事でガタガタの新しい知識をつけるよりも、復習にシフトした方が良い気がします。過去問を大問ごとに繰り返し解くということをもししたことがなければ、してみて下さい。




 あと、風邪や寝不足や生活リズムなど、コンディションのことで気を揉むかもしれませんが、そんなに関係ないです。寝不足でパフォーマンス出しきれなくて落ちる人は、万全のコンディションでも落ちると思います。というか、そもそも「万全のコンディション」というのが幻想で、そんなものはいつまでたっても来ません。僕は殆ど寝られなかった覚えがあります。最後まで夜型だったし。朝起きても昼爆睡してたし。
 ちなみに、注意のコンフリクト仮説(あるいは注意散逸-葛藤仮説)というのがあって、これはどういう理論かというと、「他者が居ることで気が散る→より一層集中しようということで動因が活性化する→やり慣れたタスクの遂行が促進される」というものです。なので、今まで散々勉強してきた皆さんは、集団状況や不完全なコンディションによってより一層動因を活性化させて、パフォーマンスを向上させることができますので、むしろ逆境はチャンスです。




 勉強を十分にできなかったと不安な人も居るかもしれませんが、安心して下さい。(1)問題が既に作られていて、(2)受験者の知識・能力・スキル水準や生活水準が既に決まっていて、(3)席順等も決まっているので、当日の不確定要素は何もありません。忘れものやド忘れですらも、忘れたり忘れなかったりするくらいの知識や注意の水準に自分が居ると考えれば、不確定要素は皆無です。だから、その日のパフォーマンス如何で合否が左右されるなんてことは全くありません。試験日当日は、単なるアウトプットの時間です。うんこしに行くくらいの気持ちで臨みましょう。




 それではあと数日あるいは数週間、悪足掻きましょう。後悔のないように。