相手に合わせることの卑怯さについて


 僕は自分の好みや要望を大っぴらにすることが怖いです。それによって批判を受けたり、嫌われたりすることが怖いからです。そして、衝突するくらいなら相手の意見を尊重し、それに合わせてしまいたいし、僕はそれに対して何の不満もない、と思っていました。
 でも、それはすごく卑怯なことだな、と今日思いました。なぜなら、それは「相手の思い通りにさせてあげる」ということを隠れみの(あるいは口実)にして、決定の責任を相手に全て転嫁することだからです。
 そして、やむを得なくなって自分の要望を「あとだし」した時には、もうプロジェクトは途中まで進んでしまっているので、最初から要望を言った時よりも大きな衝突が生まれることになってしまいます。
 まったく当たり前のことではありますが、これを忘れないようにしないと。