超人?凡人?


 元プロ格闘家の友人がこんなようなことを言ってました。

「有名選手と試合したことあるけど、"絶対に敵わない"ってほどの実力差は感じなかった。負けたけど(笑)」

 これを聞いたとき、なぜかグっときたのでした。圧倒的で絶望的な実力差に挫折、って話はよく聞きますが、こういうポジティブな捉え方をしたいなーと。*1


 この話とはちょっと違うけれど、大学にもスゴい人ってたくさん居るんですが、そういう人と深く付き合えば付き合うほど、「あーこの人も人間なんだなぁ」という感じがします。勉強めっちゃできるけど、人との付き合い方・他人への気の遣い方なんかについて普通にあれこれ苦労してたり。
 たとえば、なにか3つの分野で世界一でも、それはその3つの世界だけを切り取った視点でその人を見ているだけで、その他は普通というか想像の範囲内というか。現実はドラクエほど能力の項目って単純じゃないですしね。*2


 何が言いたいかというと、スゴい人を神格化しすぎて、それを見たときにシュンとなるよりは、ポジティブな刺激として受容したいですね、というなんの面白みもないことです!(どーん)

*1:分野が格闘技だってことが、実力差が圧倒的でない要因になってるかもしれませんが

*2:単に"ホントにスゴい人"に会ったことがないだけかもしれませんけどもね!