独白するユニバーサル横メルカトル/平山夢明/評価:3

評価

  • 面白さ 3.5
  • 結末 3(短編集なので色々あるけど、全体の印象)
  • グロさ 10

感想

 鬼畜系短編集。まあ好きな人はめっちゃ好きかもしれません。僕個人は、そこそこ気に入る短編が半分、そうでもないのが半分、という感じで、特に余韻も何も残らない読書でした。ただ世界づくりというか、語りは上手いです。
 ヤクザの死体処理をする"元サーカスの大食い男"を描く「Ωの聖餐」と解説の香山さんいわく"『1984』を髣髴させる"「オペラントの肖像」は特に面白かったです。