Xの悲劇/エラリー・クイーン/評価:2.5

評価

  • 面白さ 3
  • 結末 3
  • 訳 1

感想

 良くも悪くも古典です。これを最初に読んだら感心するかもしれないけど、京極夏彦とか森博嗣とか西尾維新とかいった、世俗的作品から遡って、もののあはれを味わう、というのは、よっぽどミステリィファンじゃないとハードル高いかもです。
 訳が下手なのか、単に昔風なのか、各人物の口調に一貫性がないように感じられて、読みにくかったです。
 次作も一応読む。